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糖尿病の原因は?食べ物や食習慣を変えるポイント

糖尿病の原因のひとつに、食生活が挙げられます。糖尿病が心配な方は、普段の食事を見直す必要があるでしょう。食事は糖尿病に限らず、健康な体づくりに欠かせません。やみくもに食事制限をするのではなく、食べ方にも注意しましょう。

今回は糖尿病の原因や症状を解説しながら、食べ物の選び方、食べ方のポイントを紹介します。

糖尿病の原因は食べ物?

糖尿病は、人々の生活習慣の変化にともない、急速に増加している病気のひとつです。誰にとっても発症リスクがあるため、病気について詳しく知っておく必要があります。

まずは、糖尿病の症状や原因をみていきましょう。

糖尿病とは

糖尿病とは、血糖値のコントロールを失い、高血糖状態が継続する病気です。日本では食の欧米化により、発症者が増えています。

糖尿病は、1型糖尿病と2型糖尿病の2種類に分かれており、それぞれで原因や発症の経過が異なります。

・1型糖尿病

年齢や体型を問わず、若年層でも発症します。自己免疫疾患により、膵臓からインスリンがほとんど分泌されなくなることが原因です。

・2型糖尿病

中高年以降、肥満体型の人に発症が多いです。遺伝的要因のほか、過食や運動不足といった生活習慣が原因で引き起こされます。

このほかに、妊娠中に高血糖状態になる、妊娠糖尿病もあります。

糖尿病の症状

糖尿病になると、次のような症状がみられます。

・やたらと喉が渇く
・水をよく飲むようになる
・トイレの回数が増える
・疲れやすくなる
・体重が減る

いずれも見逃しやすい症状で、さらに血糖値が高くなると、意識障害が起きることもあるので注意が必要です。

また、糖尿病は、自覚症状がないまま進行しやすい病気といわれています。気づかずに放置しているといつの間にか症状が進み、三大合併症と呼ばれる網膜症、腎症、神経障害を引き起こすおそれがあります。

心臓病や脳卒中といった重篤な病気につながるリスクも高まるため、定期的に健診を受けて早期発見に努めましょう。

糖尿病の原因を取り除く!食べ物や食事の摂り方のポイント

糖尿病のリスクを回避するために、特定の食べ物を食べなかったり、食事制限をしたりする人もいるでしょう。とはいえ、無理な食事制限はかえって体調を悪化させるおそれもあります。

ここでは、糖尿病を予防するために、食べ物の選び方や食事の摂り方のポイントについて解説します。

適切なエネルギー摂取を心がける

普段から、適切なエネルギー摂取を意識しましょう。過食を避け、食事量は腹八分目に抑えることが大切です。

適切なエネルギー量は、以下の計算式で算出できます。

「1日の適切なエネルギー量=目標体重×エネルギー係数」

※エネルギー係数とは身体活動量のことを指します。
1kgあたり、軽い労作(座っていることが多い)で25~30kcal、普通の労作(通勤や家事など軽い運動をしている)で30~35kcal、重い労作(活発な運動、力仕事をしている)で35~kcalが目安です。

とはいえ、必要な食事量は一人ひとり異なるため、主治医とも相談し、判断してもらいましょう。

幅広い食べ物からバランス良く栄養を摂取する

偏食を避け、幅広い食べ物からまんべんなく栄養を摂ることも重要です。

主食1品、主菜1品、副菜2品を目安に、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂りましょう。献立作りでは、野菜やきのこ、海藻といった食物繊維を多めに意識してください。

甘いおやつやお酒を、まったく摂取してはいけないというわけではありません。適量を決めて、摂り過ぎないように工夫をしましょう。

薄味を心がける

薄味を心がけて、高血圧を予防することも大切です。塩分を取り過ぎると血圧が上がり、体に負担がかかるため、成人男性は1日7.5g未満、女性は6.5g未満の減塩を目安にしましょう。

出典:「日本における食塩摂取量の現状と減塩推進への課題~日本高血圧学会の取り組みを中心に~」(厚生労働省)

コレステロールや飽和脂肪酸を多く含む食品も、控える必要があります。脂質異常症を防ぐことが、合併症予防にもつながります。

糖尿病の原因を取り除くには運動習慣の改善も大切

糖尿病対策には食事だけでなく、運動習慣の見直しもしましょう。運動は、血糖コントロールに有効です。

糖尿病対策の運動には、有酸素運動やレジスタンス運動がおすすめです。少しきついなと感じる程度の強度で、ウォーキングや筋トレに取り組みましょう。できれば毎日、少なくとも週に3~5回は運動を取り入れると、体の調子が整いやすくなります。

まとめ

糖尿病が気になるときは、食べ物の選び方や食べ方に注意が必要です。とはいえ、あまり厳しいルールを作ってしまうと、長続きしにくくなってしまいます。

糖尿病対策は長く継続して取り組み、病気の原因を作らないことが大切です。正しい知識を身に付けた上で、健康的な食生活を目指しましょう。

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