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女性はがん保険に入った方が良い?賢いがん保険の選び方とは
白血病とは、白血球が異常に増加する病気です。身体の異変を自覚することなく健康診断などで発見に至ることもあれば、なんらかの症状をきっかけに気づく場合もあります。
ここでは早期発見の参考となるよう、白血病の特徴や気づくきっかけについて解説します。
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公的機関が公表しているデータによると、日本人のおよそ2人に1人が一生のうち一度はがんになると診断されます。
全年齢 | ~39歳 | ~49歳 | ~59歳 | ~69歳 | ~79歳 | |
男性 | 65.50% | 1.20% | 2.70% | 7.80% | 21.90% | 43.60% |
女性 | 50.20% | 2.30% | 6.30% | 12.40% | 21.20% | 32.80% |
参考:公益社団法人がん研究振興財団「がんの統計2021」年齢階級別罹患リスク(2017年罹患・死亡データに基づく)全がん
ただし、あらゆる部位に生じるがんの中で、白血病と診断される人の割合は人口10万あたり11.3例でした。
参考:「がん種別統計情報」(国立研究開発法人国立がん研究センター)
外傷と比べると、白血病などのがんは視覚的な情報がほとんどなく、なかなか異常に気づけません。多くの方が白血病に気づくきっかけとなっているのが、下記に挙げる5つの違和感です。
白血病は、正常な赤血球の数を減らしてしまいます。赤血球は全身の細胞に栄養や酸素を届ける重要な役割をもっているため、白血病になれば貧血症状が起こりやすくなります。
だるい、疲れやすいなどの異常が長く続く場合は、赤血球の減少による貧血症状が考えられるでしょう。ほかにも動悸やめまいが症状として現れることもあります。
内出血は通常、転んだり強くぶつけたりしたときに生じます。ぶつけた覚えがないのに内出血のようなあざができたことで、白血病に気づくこともあります。
白血病細胞の増殖にともない、減少するのは赤血球だけではなく、血小板も同様です。血小板は、血管がなんらかの衝撃で破れたときにかさぶたを作り、血液の流出をふせぐ役割をもっています。
血小板が減少すると出血が起こりやすくなったり、血が止まりにくくなったりします。出血はちょっとしたこと(ぶつける、排便時にいきむなど)で起こるため、自覚がなくても内出血していることも少なくありません。
心当たりがないのに高熱が2週間以上も続いている場合も、白血病の症状のひとつとして挙げられます。
白血病は、体に侵入したウイルスや細菌を攻撃する正常な白血球の数も減らしてしまいます。体を守るはたらきが不十分となり、発熱するのです。場合によってはのどの腫れや痛み、肺炎などが起こることもあります。
白血病の中には、脇の下や首、太ももの付け根などにしこりができるケースもあります。しこりができる部位の共通点は、リンパ液が流れるリンパ節があることです。
白血球は好中球や単球など複数の種類がありリンパ球も含まれます。白血病によってリンパ球の異常増殖が起こるとリンパ節が腫れ、しこりができる場合があります。
白血病は上記のような症状を自覚することもあれば、何の異変も感じないこともあります。自覚症状がない場合、白血病に気づくきっかけとなるのが健康診断です。
発熱やだるさ、内出血など、自覚症状の中には一見すると白血病かほかの病気か判断つきにくいものも含まれています。診察を受けただけでは発覚しにくく、血液などの検査を受けることで発見に至ります。
白血病と一口にいっても、異常増殖している細胞の種類や成熟能力によって複数の種類に分けられます。大きなグループで分けると、主に慢性白血病と急性白血病の2種類です。
慢性白血病の特徴は、症状がゆっくり進行することです。慢性白血病の進行度は「慢性期」「移行期」「急性期」の3段階に分けられ、最初の慢性期だけでも5年程度かけてゆっくりと症状が進んでいきます。
主な治療は、通院しながら飲み薬を使用する方法です。慢性期は自覚症状が出にくいため気づきにくくなりますが、症状が進行していないわけではありません。急性期に入ると急性白血病と同じような症状が現れ、治療の難易度も上がります。
急性白血病は進行スピードが早く、早急な治療が求められるのが特徴です。上記で挙げたような発熱、だるさ、息切れ、内出血などの症状が出やすくなります。
診断がついた後は、入院でスピード感のある治療が必要です。入院後は、まず血液検査の結果がほぼ正常な状態となるよう、強力な抗がん剤を使用した治療(寛解導入療法)が行われます。回復期間も含めると、1か月程度の入院が必要です。
白血病もほかのがんと同じく、治療効果を高めるためには早期発見することが重要です。白血病を早期発見できるよう、上記で気になる症状があれば、早いうちに医療機関を受診しましょう。
また、定期的に健康診断を受けるのもおすすめです。慢性白血病は進行スピードが遅いため自覚症状が出にくく、健康診断ではじめて発見に至ることもあります。がんに限らず、健康診断はさまざまな病気やリスクの早期発見も期待できます。
白血病に気付くきっかけは、日常のふとした瞬間に生じる違和感などです。ただし、上記で紹介したようなことが起こっても、必ずしも白血病というわけではありません。大切なのは、「いつもと違う」「なんだか調子がおかしい」と感じたら、医療機関で相談することです。
定期的な健康診断も異常の早期発見につながるため、体調に問題がなくても積極的に受診することをおすすめします。
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