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女性はがん保険に入った方が良い?賢いがん保険の選び方とは
「人間ドック」という言葉を耳にしたことがある人も多いかもしれません。健康診断より詳細に検査ができるイメージがありますが、具体的には何が違うのでしょうか。この記事では、人間ドックと健康診断の違いと、人間ドックを受診すべき人について紹介します。
目次
人間ドックと健康診断の違いについて、5つの項目を挙げて解説していきます。
まず、人間ドックと健康診断では目的に違いがあります。
人間ドックの主な目的は、病気の早期発見・治療です。詳細な検査で、自覚症状がない病気や将来のリスクなどを発見できます。
健康診断は、病気の予防が主な目的です。人間ドックほど詳細な検査は行いませんが、現在の健康状態がわかるため、生活の改善に役立ちます。
人間ドックと健康診断は検査項目が大きく異なります。
人間ドックは、基本の検査だけで50項目ほどありますが、健康診断は10~15項目程度です。
人間ドックのほうが、より多くの項目を検査することがわかります。人間ドックでは、オプションを追加して気になる部分をより重点的に検査することも可能です。
なお、人間ドックは健康診断よりも詳しく検査するため、病気の早期発見にもつながります。健康診断だけでは見つかりにくい、胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がんなどの発見にもつながりやすいです。
費用も人間ドックと健康診断では大きく異なります。人間ドックの費用相場は5万円前後です。プランによっても異なり、乳がんや子宮がんの検査をする場合はさらに費用がかかる傾向があります。
一方、健康診断は数千円から1万円前後です。会社員で会社が全額補助してくれる場合は、自己負担なしで健康診断を受けられます。なお、会社員であれば差額人間ドックを利用して、人間ドックの費用を抑えることが可能です。差額人間ドッグは、市の補助制度や民間保険の保険会社の制度を利用しても受けることができます。
受診する場所にも違いがあります。
人間ドックは、自分で検査項目や費用などを確認して受診したい医療機関を選択できますが、健康診断は自由に選択できません。会社員が健康診断を受ける場合は、会社の指定する医療機関で健康診断を受ける必要があります。
検査結果の伝え方にも違いが見られます。
人間ドックは、医師から直接説明を受けられるのが特徴です。検査当日に結果が伝えられ、ライフスタイルにあわせた保健指導を受けられることもあります。
一方、健康診断では直接医師からの説明はありません。基本的には検査項目の結果が郵送により書面で届くだけです。保健指導や受診後のフォローもない場合が多いため、自身で生活の見直しや改善のためのプランを立てる必要があります。
人間ドックと健康診断では、検査項目以外にも目的や検査結果の伝え方など、さまざまな違いがあることを紹介しました。それでは、どのようなタイミングや状況で人間ドックを受けると良いのでしょうか。人間ドックの受診をおすすめする人を2パターン紹介します。
30歳以上であれば、男女ともに人間ドックの受診をおすすめします。30代以降は生活習慣病のリスクが高まるといわれているため、特に気になる疾患がある場合は、オプションを追加して重点的に検査すると良いでしょう。
病気の中には遺伝しやすいものもあります。例えば、遺伝子の異常によって起こるがんです。がんの多くは加齢やほかの要因が原因であるものの、遺伝的な要素で起こることもあります。
特定のがんの発症が家系内に多く見られる場合や、遺伝性の病歴をもつ人が家族にいる場合は、年齢を問わず人間ドックを受診すると良いでしょう。
人間ドックと健康診断には多くの違いがあります。健康診断ではわかりにくい病気を発見し、早期治療に役立てられるのは人間ドックです。遺伝性の病気に不安がある場合や、30代以上で健康リスクを感じる場合は、積極的に人間ドックを利用すると良いでしょう。
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