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インフルエンザの初期症状をチェック!風邪との違いや受診のタイミング

発熱に加え、喉の痛みなどの症状があると、「風邪?それとも、インフルエンザ?」と判断に迷うものです。本記事ではインフルエンザの初期症状をご紹介するとともに、風邪や新型コロナウイルスとの違いについて解説します。

インフルエンザの初期症状チェック

インフルエンザの主な初期症状は、以下のとおりです。

・急な高熱(38℃以上であることが多い)
・全身症状(全身倦怠感、食欲不振など)
・咳
・喉の痛み
・鼻水
・吐き気 など

1.急な高熱が出る

インフルエンザの初期症状として急激な発熱や38℃以上の高熱が挙げられます。

ただし、症状には個人差があり、37℃台の微熱や36℃台の平熱でインフルエンザと診断されるケースもあるようです。体温が低いからといってインフルエンザではないと安易に判断することはできません。

2.風邪より全身症状が出やすい

インフルエンザのほかの症状として、風邪と比較したときに食欲不振や全身倦怠感、関節痛や筋肉痛などの全身症状が強く表れやすい点も挙げられます。

3.咳や喉の痛み、鼻水、吐き気は後から出る

風邪と異なり、インフルエンザは発熱や全身症状にやや遅れて咳や喉の痛み、鼻水などの呼吸器系の症状が表れるのが特徴です。

人によっては、腰痛や吐き気といった消化器系の症状が見られることもあります。

インフルエンザと風邪、新型コロナウイルス感染症の違い

風邪とインフルエンザに加え、近年では新型コロナウイルス感染症が流行しています。それぞれの特徴は以下のとおりです。

インフルエンザ 風邪 新型コロナウイルス
発症時期 冬期(12月~3月)
に見られる
1年を通じて
見られる
1年を通じて
見られる
発熱 高熱(38℃以上の
急激な高熱)
37℃~38℃程度が
大半
37.5℃以上の熱が
4日以上続くことが
多い
主な症状 高熱、全身倦怠感、
食欲不振、筋肉痛、
関節痛、喉の痛み、
咳など
くしゃみ、喉の痛み
鼻水、鼻づまり、
発熱、咳など
咳、発熱、頭痛、
食欲不振、倦怠感、
味覚・嗅覚障害など
症状の進行 急激 ゆるやか ゆるやか。しかし
急激に重症化
することがある

インフルエンザで重症化するリスクがある基礎疾患

インフルエンザに感染した場合、大抵は1週間程度で回復します。しかし、以下の持病がある方は、重症化するリスクが高いとされています。

・慢性心疾患
・慢性呼吸器疾患
・代謝性疾患(糖尿病など)
・腎機能障害
・免疫機能不全(ステロイド薬などの内服)

これらの疾患が当てはまる方は、手洗い、うがい、人混みを避けるなどの感染予防を心がけましょう。

加えて、妊婦や乳幼児、高齢者も重症化のリスクがあると判断されます。かかりつけ医がいる場合は、発症後の対応について相談しておくと安心です。

インフルエンザで病院を受診するタイミング

インフルエンザは発症直後に検査を行っても陽性になりにくいため、発症から少し時間をおいて病院で受診することがすすめられます。

具体的には、症状が出てから12時間以降、48時間以内が目安です。

抗インフルエンザ薬は発症から48時間以内に使用しないと十分な効果が期待できません。インフルエンザが疑われる場合は48時間以内に受診をしましょう。

インフルエンザを予防するには?

インフルエンザの主な感染経路は、感染者の咳やくしゃみなどによる飛沫感染と、ウイルスが付着した手や物品で体に触れる接触感染です。

感染を防ぐためには、マスクを着用する、手をしっかりと洗う、手指をアルコール消毒するなどの予防が役立ちます。

また、インフルエンザの発症・重症化を防ぐために、インフルエンザワクチンを打つのも効果的です。

インフルエンザの初期症状に関するよくある質問

以下の項目で、インフルエンザの初期症状に関するよくある質問と回答をまとめました。

どこの病院を受診すればいい?

インフルエンザの初期症状が見られる場合、発熱患者の診療をしている医療機関に電話して相談しましょう。かかりつけの医師がいる方は、事前に電話して診てもらえるかどうか確認してください。

医療機関がどこにあるかわからない場合は、発熱相談センター(保健所などに設置されている)に電話すると、アドバイスがもらえます。

自宅療養中に気を付けることは?

同居の家族がインフルエンザに感染している場合、できるだけ患者と別の部屋で過ごすのをおすすめします。看護などで患者と接触する際はマスクを着用し、こまめに手を洗い、アルコール消毒をして感染予防を心がけましょう。

熱が下がったら外出してもいい?

熱が下がっても、インフルエンザが治ったわけではありません。インフルエンザの感染力は残っており、他の人にうつす可能性があります。

症状が始まった日の翌日から7日目まではできるだけ外出しないようにしましょう。

まとめ

インフルエンザの初期症状を知っておくと、インフルエンザに感染したかどうか判断するときに役立ちます。

インフルエンザは、高熱が出やすいこと、急激に重症化することが大きな特徴です。とはいえ、症状の表れ方には個人差があるので、微熱程度しか出なくてもインフルエンザに感染している可能性もあります。

少し様子を見て「もしかして……」と思われたら、病院で受診することをおすすめします。

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