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女性はがん保険に入った方が良い?賢いがん保険の選び方とは
前立腺がんは、男性がかかりやすいがんの中でも罹患率が高い病気として知られています。初期の頃は自覚症状がほとんどないため、心配になる人も多いのではないでしょうか。
ここでは、前立腺がんの症状や予防方法について紹介します。予防方法を知ってぜひ日常生活に取り入れてみてください。
前立腺がんとは、男性にのみ存在する「前立腺」という臓器に発症する病気です。
2018年の年齢階級別罹患率を見ると、50歳頃から患者が増えはじめ、70歳代がもっとも多いことがわかります。
出典:「がん種別統計情報 前立腺」(国立がん研究センター)
加齢によって男性ホルモンが乱れることや、前立腺の慢性的な炎症、食生活の乱れなどが前立腺がんに関わっているといわれています。
前立腺がんは、中高年の男性にとって前立腺の病気でもっとも多い、前立腺肥大症と合わせて注意しなければならない病気です。
ここからは、前立腺がんの自覚症状を解説します。前立腺がんの初期症状と、がんが進行してきたときに出てくる症状のふたつに分けて紹介します。
前立腺がんは、ほかのがんに比べると進行が遅いため、早期発見できれば適切に治療を行えるでしょう。発がんしてから数十年程度かけて臨床的ながんになるほど、進行は遅いといわれています。
しかし、前立腺がんの初期は、自覚症状がほとんどなく、早期発見が難しいのが実情です。
前立腺がんを早期発見するには、PSA(前立腺特異抗原)検査をする必要があります。心配な方は、PSAが調べられる血液検査を受けると良いでしょう。
前立腺がんが進行してくると、排尿時に痛みが出るほか、尿に血が混じるようになる、尿が出にくくなるなどの症状が現れます。
前立腺がんになると、膀胱や尿道をがんが圧迫するため、排尿に関する自覚症状が現れて病院を受診するケースがほとんどです。
このような自覚症状が出てから病院を受診すると、約半分の人は、すでにリンパ節や骨に転移しているといわれています。
骨に転移している場合は、転移している部分に骨痛などの痛みが出ることが多いです。前立腺付近にある臀部や腰が痛くなって、前立腺がんが発見されるケースもあります。
前立腺がんは、加齢とともにホルモンバランスが崩れることで発症リスクが高くなる病気ですが、普段の生活を見直すことで、発症リスクを抑えることにつながります。
以下に、ふたつの予防方法を紹介しますので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
普段、欠かすことのできない食事は、健康に直結しています。そのため、予防の第一歩として食生活の見直しを行いましょう。
特に飲酒の習慣がある人は、できるだけお酒を控えるように心がけてください。付き合いなどで飲む機会が多いという人は、飲む量を減らすところから意識してみましょう。
また、日本で前立腺がんの患者が増えてきている背景には、食事の欧米化も一因とされています。脂肪分の多い食事は極力避けて、野菜や果物など食物繊維が多く含まれるものを食べるようにすることが大切です。
さらに、塩分の摂りすぎにも気をつけましょう。厚生労働省の資料によると、男性の1日あたりの塩分摂取量の基準は7.5gを目安としているため、塩辛など塩分の多い食品は、週1回程度にとどめるのをおすすめします。
出典:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」(厚生労働省)
全身の血流を良くして免疫力を高めることは、前立腺がんの予防におすすめです。また、ストレスの多い生活が続くと、がんになりやすいともいわれています。
これらの理由から、毎日の適度な運動は、ストレスを発散させて健康を維持するために大切です。
目安としては、ウォーキングなどの軽い運動を1日60分程度行いましょう。それとは別に、汗をかくぐらいの少し強度のある運動を週に1回60分を目安に行うと、より効果的です。
毎日、散歩に行く時間を決めて習慣にする、スポーツを趣味にするなどして、楽しみながら適度に運動すると、長続きしやすくなります。
前立腺がんは、進行の遅いがんといわれていますが、初期症状が現れないことが多いため、普段からの予防や定期的な検査が大切です。生活習慣の改善を心がけることは、前立腺がんの予防につながります。今回紹介したことをぜひ実践してみてください。
N-B-22-0129(220624)
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