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女性はがん保険に入った方が良い?賢いがん保険の選び方とは
心筋梗塞は、心臓の血管に血栓などが詰まって発生する病気で、最悪の場合、命を落としてしまう危険性の高い疾患のひとつです。
今回は、心筋梗塞が発生する原因や、心筋梗塞を引き起こすおそれのある身近な危険因子について解説します。
心筋梗塞を引き起こす主な原因は「動脈硬化」です。動脈硬化とは、心筋の周囲にある冠動脈が硬くなった状態を指します。
冠動脈が硬くなると血液の通り道が狭くなるため、心筋に血液を正常どおり送ることができなくなります。心筋梗塞は、心筋が酸素不足で壊死してしまう病気です。
動脈硬化によって冠動脈が狭くなれば、血栓などが詰まりやすくなります。突然発症する急性心筋梗塞の場合、血流にのって冠動脈へ流れてきた血栓による詰まりが原因です。
では、心筋梗塞はどのような原因で引き起こされるのでしょうか。ここからは、心筋梗塞を引き起こす危険因子や動脈硬化をまねく要因、リスクの高い疾患の例を紹介します。
心筋梗塞は、精神的、身体的ストレスが引き金となって引き起こされることがあります。
ストレスを受けると、副腎皮質からコルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。
適度なストレスであれば生活に問題ありません。しかし、過度なストレスを受けているとコルチゾールが過剰に分泌され、血圧が上昇しやすくなり、動脈硬化を引き起こすおそれがあります。
また、動脈硬化などが発生している状態で、強いストレスを感じると、これがトリガーとなって急性心筋梗塞などを引き起こすこともあります。
糖尿病は、心筋梗塞を引き起こす危険因子のひとつです。糖尿病で高血糖状態が続くと、コレステロールが体内で蓄積されます。
蓄積したコレステロールが血管内で「プラーク」という塊を形成し、血管周囲に付着することで動脈硬化が起こるのです。
糖尿病の方は血糖値のコントロールを含め、心筋梗塞を引き起こさないための対策や治療が必要です。
心筋梗塞を引き起こす危険因子として、高脂血症も挙げられます。高脂血症は、コレステロール値や中性脂肪の血中濃度が高くなっている状態です。
コレステロール値や中性脂肪の値が高いと動脈硬化を引き起こしやすくなるため、心筋梗塞にいたる例もあるといわれています。
高血圧も、心筋梗塞を引き起こす原因になる危険因子のひとつです。血圧の上昇は心臓に負担がかかるため、急激な血圧の上昇には注意しなければなりません。
特に、早朝から午前中は血圧が上がりやすいため注意しましょう。
また、冬のお風呂やトイレなど、温度差の大きい場所を行き来した際には「ヒートショック」と呼ばれる心臓や血管の疾患を引き起こすことがあるため、冬の室内温度差にも要注意です。
肥満には、皮下脂肪が多いタイプ以外にも、内臓脂肪型肥満(メタボリック症候群)もあります。
内臓脂肪が多いタイプの肥満は、血中のコレステロール値や中性脂肪値が高い傾向にあり、心筋梗塞を引き起こす原因になります。
体重を落として内臓脂肪を減少させることは、結果的に心筋梗塞の予防にもつながります。
喫煙も、心筋梗塞を引き起こす原因となる危険因子のひとつです。喫煙は、血管を傷つけて血管の収縮や血液の凝固を引き起こし、動脈硬化につながるリスクがあります。
血液の凝固を促すフィブリノーゲンの血中量が、喫煙者は非喫煙者よりも増加するためです。
また、ほかの危険因子と喫煙の両方が共存すると、動脈硬化の危険性はさらに高まるといわれているため注意しなければなりません。
家族や親族の中に狭心症や心筋梗塞などを発症した血縁者がいる場合にも、危険因子になる可能性があるといわれています。
遺伝によって体質が似ていることに加え、同じ生活習慣で暮らしていることでリスクが高まるおそれがあるためです。
家族歴のほか、油分が多い、栄養バランスが偏っている、飲酒習慣がある、運動する習慣がないなど、家庭での生活習慣に危険因子が潜んでいないか確認しましょう。
心筋梗塞は脳卒中などと同様に、生活習慣病のひとつだといわれています。心筋梗塞を引き起こす原因の多くは普段の生活習慣の中にあるため、予防するためにまずは自分自身の生活スタイルを見直すことからはじめると良いでしょう。
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