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ほくろと間違われやすい皮膚がんに注意|見分け方や治療方法とは?

今までほくろと思っていたものが、検査してみると実は皮膚がんだったとわかるケースがあります。ほくろに似た皮膚がんにはどのような特徴があるのでしょうか。今回は、セルフチェックの方法や皮膚がんの検査、治療方法について解説いたします。

ほくろと間違われやすい皮膚がんとは

皮膚がんとは、皮膚細胞に悪性新生物が生じている状態のことです。皮膚表面に症状が表れやすいことから、ほくろや湿疹、シミ、いぼ、などと間違われることも多いです。

色が黒く、ほくろと間違われやすいものに、悪性黒色腫(メラノーマ)や基底細胞がんがあります。それぞれの特徴をご紹介します。

※ほくろが皮膚がんかどうかは、最終的に医師の診断または検査を行ったうえでの判断が必要です。

悪性黒色腫(メラノーマ)

悪性黒色腫(メラノーマ)は、ほくろのがんとも呼ばれる皮膚がんで、メラニンを作る細胞ががん化することにより発生します。

皮膚がんの中でも悪性度が高いがんで、早期の治療が重要です。転移しやすく、進行するとリンパ管などを通って臓器にまで転移する可能性もあります。手や足の指または爪、足の裏や手のひらなどを中心に発生しやすい皮膚がんです。

基底細胞がん

基底(きてい)細胞がんは、皮膚深部の基底層ががん化して生じるものです。顔などの日光があたる部分によく見られる皮膚がんで、黒く見えることも多いため、ほくろと間違われることもあります。

基底細胞がんは転移することが少ないがんですが、浸潤(しんじゅん)すると骨が崩れるなど、内部組織が破壊されていくがんです。ほくろのように見える部分の中央がへこんできた場合は、基底細胞がんの可能性があります。

皮膚がんとほくろの見分け方は?セルフチェック方法

皮膚がんは、最終的に詳しい検査や医師の診察により診断が下されますが、早期発見、早期治療のためには、早めに異常に気づくことが重要です。中にはメラノーマのような進行の早いものがありますので、ほくろと様子が違うものはないか自分でも確認してみましょう。

ここでは、皮膚がんとほくろのセルフチェックの方法として、3つのポイントをご紹介します。

形が非対称

ほくろの場合、左右対称で固さも同じものが多いです。一方、皮膚がんは形が非対称になりやすい特徴があります。これは、細胞の増殖が異常に行われるためです。形が非対称の場合は、皮膚がんである可能性があります。

境界線があいまい

ほくろのように見える部分と周囲の皮膚の境界線があいまいかどうかも皮膚がんとほくろを見分けるポイントです。通常のほくろは、境界線がはっきりしています。

一方、皮膚がんは境界線があいまいになりやすいです。境界線があいまいとは、輪郭がはっきりしていなかったり、端が薄くなり濃淡が混ざっていたり、周辺に色素がにじんでいたりするような状態を指します。

数が増える・徐々に成長する

皮膚がんは、ほくろよりも成長のスピードが早いです。そのため、ずっと前からあるようなものはほくろの可能性が高いですが、数年で徐々に大きくなっているものは皮膚がんの可能性があります。

また、数が急激に増えている場合も注意が必要です。ほくろも紫外線の影響で数が増えることがありますが、皮膚がんも紫外線を受けて急に数が増加することがあります。

皮膚がんの検査・治療方法

皮膚がんの疑いがある部位については、ダーモスコピーや皮膚生検によって検査が行われます。

ダーモスコピーとは、ライトで照らした部位を特殊なルーペで拡大して検査する方法です。特に、ほくろに似たメラノーマや基底細胞がんを判別するのによく用いられます。
皮膚生検とは、腫瘍を採取して行われる検査です。

検査により皮膚がんの確定診断があった場合、初期であれば手術による完全摘出が選択されることが多いです。大きさや皮膚がんの場所、年齢などによっては、レーザー治療や光力学的療法、化学療法などが用いられることもあります。

初期の皮膚がんは、病変部分を完全に除去できれば完治も期待できるがんです。

まとめ

皮膚がんには、ほくろに似たものもあり、素人目には判別できないケースもあります。形が非対称など、通常のほくろとは違う異常を感じたら、早めに医療機関を受診して確定診断を受けることをおすすめします。

加えて、がん保険の加入を検討しておくことも大切です。がんは再発や転移の可能性があり、長期治療になると貯蓄だけではカバーできなくなるケースもあります。

金銭的な備えがあれば、治療の選択肢が増えるため安心です。なないろ生命保険では、がん治療に幅広く備えられる「なないろがん一時金保険」をご用意しております。

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