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心疾患とは?病気の種類や原因、できる対策方法について徹底解説

突然死の原因のひとつである心疾患。心臓に違和感があると、「もしかして心疾患……?」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、心疾患とはどんな病気なのか、また原因と予防方法について解説します。

心疾患とは

心疾患とは、不整脈や心臓病など心筋に関する病気の総称です。そして、心疾患のほとんどが虚血性心疾患とされています。

虚血性心疾患は、動脈硬化などによって冠動脈の血流が悪くなり、心筋(心臓の筋肉)の酸素や栄養が不足することで引き起こされる疾患です。

虚血性心疾患には、心筋梗塞や狭心症があります。

・心筋梗塞

冠動脈に血栓ができ、心筋に血液が届かなくなる状態のことです。心筋そのものが壊死するため、最悪の場合、死に至ることもあります。

・狭心症

冠動脈が狭くなり、血液の流れが悪化することで心筋への血液が不足した状態です。胸の痛みや呼吸困難などの症状がありますが、安静にしていると長くても15分くらいで症状は治まります。

心疾患の原因

心疾患が起きる原因がわかると、予防につなげられます。では、どんな原因が心疾患につながるのでしょうか?

心疾患のなかでも虚血性心疾患は、生活習慣が大きく関係しているといわれています。以下は心疾患につながりやすい要因です。

高血圧

血圧とは血液が動脈の壁を押す力のことで、その圧力が高い状態を高血圧、逆に低い場合を低血圧と呼びます。血圧の高さを左右するのは、血管の拡張と弾力性、また心臓が血液を押し出す力です。

血圧は常に変動しており、日中は高めで夜間は低くなるものですが、常に正常よりも血圧が高い状態を高血圧といいます。

血圧が高いと、血管がいつも張り詰めた状態になるため、徐々に硬くなります。その結果、動脈硬化が引き起こされ、心筋梗塞などの心疾患の原因となるのです。

喫煙

タバコも心疾患の原因となります。喫煙すると、タバコに含まれるニコチンが血管の収縮を促し、全身の血流が悪くなるほか、心拍数や血圧が上がりやすくなるため、心臓への負担が大きくなります。

加えて、タバコの煙に含まれる一酸化炭素には血液の粘度を高め、動脈硬化や血栓の形成を引き起こす作用があり、心疾患が起きやすくなるのです。

実際、喫煙習慣があると、非喫煙者よりも虚血性心疾患になるリスクが3倍に跳ね上がるといわれています。

メタボリックシンドローム

肥満や高血糖、脂質異常症、高血圧などを複合したもので、心疾患を発症しやすい病態をメタボリックシンドロームといいます。ただし、単に「肥満である」「高血糖である」というだけではメタボリックシンドロームとは呼びません。

それぞれ単独でも動脈硬化を進行させる危険因子ではあるものの、メタボリックシンドロームでは複数の危険因子が組み合わされることで、さらに心疾患のリスクが高まります。

心疾患の予防には生活習慣の見直しが重要

先述のように、心疾患の原因には生活習慣が大きく関係しています。そのため、心疾患を予防するには、生活習慣を見直すことが大切です。

まずは、心疾患のリスクとなりうる肥満や高血糖、脂質異常症、高血圧を予防・改善できるよう、塩分の摂取は控えめにし、バランスの良い食事を心がけましょう。タンパク質は肉よりもDHAやEPAが豊富な魚から摂ると、血栓の形成の予防につながります。

また、定期的に体を動かして、肥満の予防・解消に努めることも大切です。そのほか、喫煙者の方は、リスク因子であるタバコをやめる努力をしましょう。

とはいえ、心疾患には遺伝性のものもあります。近親者に心疾患を患った方がいるなどの理由で心配な場合は、生命保険に加入して万が一に備えるのもひとつの手です。

なないろ生命では、病気やケガに備える医療保険「なないろメディカル礎」や、特定3大疾病に備える「なないろスリー」、がんや6大疾病に備える「なないろセブン」を用意しています。将来に備えて医療保険への加入を考えている方は、ご相談ください。

まとめ

年齢を重ねるにつれて、高血圧やメタボリックシンドロームなどの健康上の問題を抱える方が多く、それにより心疾患のリスクも高まります。

予防には食習慣の見直しや定期的な運動、禁煙が効果的です。早い段階から生活習慣を見直して、予防に努めることで発症リスクを下げることができるでしょう。

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